「おうち時間が増えて、VODに興味があるけど、どれを選べばいいか分からない…」
「料金も作品数もバラバラで、比較サイトを見ても結局決められない…」
「一度登録したけど、見たい作品がなくてすぐ解約してしまった…」
そんな経験はありませんか? 今や私たちの生活に欠かせないエンタメとなった動画配信サービス(VOD)。しかし、その種類の多さゆえに、自分にとっての「正解」を見つけるのは至難の業です。
ご安心ください。この記事では、単なるサービスの羅列ではなく、あなたのライフスタイルや「見たいもの」に寄り添い、後悔しないVOD選びを徹底的にサポートします。
主要7社の料金プランの深掘りから、メリット・デメリット、さらには「家族で使うなら?」「海外ドラマ好きなら?」といった目的別の最適な選択肢まで、この記事一本で全ての疑問が解決します。さあ、あなただけの最高のエンタメライフを見つけにいきましょう!
まずはチェック!人気VODサービス7社の特徴
数あるVODサービスの中から、特に人気の高い7社をピックアップ。まずは各サービスの「強み」をひとことでご紹介します。
- Netflix (ネットフリックス): オリジナル作品のクオリティと量が圧倒的。流行の話題作を楽しみたいならコレ!
- U-NEXT (ユーネクスト): 作品数が断トツNo.1!最新映画やドラマ、雑誌も楽しみたい欲張りなあなたへ。
- Hulu (フールー): 日テレ系のドラマやバラエティの見逃し配信が豊富。国内コンテンツ好きは必見。
- Amazonプライムビデオ: 月額600円で動画も見放題!圧倒的なコストパフォーマンスが魅力。
- Disney+ (ディズニープラス): ディズニー、ピクサー、マーベル好きの聖地。ファンなら加入必須の唯一無二のサービス。
- DMM TV: 月額550円でアニメが充実!新作アニメカバー率はトップクラス。
- Abemaプレミアム: オリジナル恋愛番組が大人気!ニュースや格闘技など専門チャンネルも強い。
【サービス別】メリット・デメリットを深掘り解説!
ここからは各サービスを個別に、料金プランの詳細やメリット・デメリットまで詳しく見ていきましょう。
1. Netflix (ネットフリックス) – オリジナル作品の帝王
世界最大手のVODサービス。潤沢な資金力を背景に作られるオリジナル作品は、社会現象を巻き起こすほどのクオリティと話題性を誇ります。
- 料金プラン
- 広告つきスタンダード (790円): 最安プラン。視聴中に広告が入る。ダウンロード不可。
- スタンダード (1,490円): 広告なし・フルHD・2台まで同時視聴・ダウンロード可。最もバランスの取れたプラン。
- プレミアム (1,980円): 4K画質・4台まで同時視聴。高画質や家族での利用に最適。
- メリット (Pros) 〇
- 『イカゲーム』『ストレンジャー・シングス』など、世界レベルのオリジナル作品が豊富。
- レコメンド機能が非常に優秀で、好みの作品に出会いやすい。
- 分かりやすい料金体系と、秀逸なUI(ユーザーインターフェース)。
- デメリット (Cons) △
- 無料トライアルがないため、気軽に試しにくい。
- 日本の地上波ドラマやバラエティの見逃し配信は少なめ。
- 人気作が突然配信終了になることがある。
- こんな人におすすめ!
- 流行に敏感で、友人と話題の作品について語りたい人。
- 映画や海外ドラマが好きな人。
- クオリティを重視し、ここでしか見られない作品を求めている人。
2. U-NEXT (ユーネクスト) – エンタメのオールラウンダー
「ないエンタメがない」をスローガンに掲げる、国内VODの雄。見放題作品数は圧倒的No.1を誇ります。
- 料金プラン (2,189円)
- 料金は高めだが、毎月1,200円分のポイントが付与される。このポイントで最新映画のレンタルや、映画館のチケット割引に利用できるため、実質989円と考えることも可能。
- メリット (Pros) 〇
- 見放題作品数32万本以上は業界断トツ。
- 最新作の配信が早く、ポイントを使って楽しめる。
- 190誌以上の雑誌やマンガも読み放題。
- HBO/HBO Maxの独占配信があり、『セックス・アンド・ザ・シティ』続編なども見られる。
- デメリット (Cons) △
- 月額料金が他のサービスに比べて高い。
- オリジナル作品はNetflixに比べるとまだ少ない。
- こんな人におすすめ!
- とにかく幅広いジャンルの作品を見たい人。
- 最新の映画やドラマをいち早くチェックしたい人。
- 動画だけでなく、雑誌やマンガも楽しみたい人。
3. Hulu (フールー) – 国内コンテンツの宝庫
日本テレビ傘下のVODサービス。日テレ系のドラマやバラエティ番組の見逃し配信、オリジナルストーリーが大きな強みです。
- 料金プラン (1,026円)
- シンプルで分かりやすいワンプラン。
- メリット (Pros) 〇
- 日テレ系の人気ドラマ・バラエティが豊富で、放送後すぐに見逃し配信される。
- 『君と世界が終わる日に』など、地上波連動のオリジナル作品が人気。
- 海外ドラマも『ウォーキング・デッド』など人気シリーズを配信。
- デメリット (Cons) △
- 2023年12月に無料トライアルが廃止された。
- 洋画の最新作やラインナップは他社に見劣りする場合がある。
- 同時視聴は可能だが、同じ作品の同時再生は不可。
- こんな人におすすめ!
- 日本のテレビドラマやバラエティ番組が好きな人。
- 話題のドラマを見逃してしまい、すぐにキャッチアップしたい人。
4. Amazonプライムビデオ – コスパ最強のエンタメハブ
Amazonプライム会員の特典の一つ。月額600円という破格の料金で、動画視聴だけでなく様々なプライム特典を受けられます。
- 料金プラン
- 月間プラン (600円)
- 年間プラン (5,900円): 月あたり約492円とさらにお得。
- 学生向け**「Prime Student」**は月額300円(年額2,950円)で体験期間は6ヶ月。
- メリット (Pros) 〇
- 料金が圧倒的に安い。
- 『ドキュメンタル』『バチェラー・ジャパン』など、強力なオリジナルバラエティ。
- お急ぎ便無料、Amazon Music Primeなど、動画以外の特典が非常に多い。
- デメリット (Cons) △
- 全ての作品が見放題ではなく、レンタルや購入が必要な作品も多い。
- 作品の入れ替わりが比較的早い。
- こんな人におすすめ!
- コストを最優先に考えたい人。
- 普段からAmazonでよく買い物をする人。
- VOD初心者で、まずはお試しで始めてみたい人。
5. Disney+ (ディズニープラス) – 夢と魔法の王国
ディズニーがグローバルで展開するVOD。他では絶対に見られない独占コンテンツの宝庫です。
- 料金プラン
- スタンダード (990円): フルHD・2台まで同時視聴。
- プレミアム (1,320円): 4K画質・4台まで同時視聴。
- メリット (Pros) 〇
- ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ作品が見放題。
- 『マンダロリアン』やマーベルのオリジナルドラマなど、ここでしか見られない超大作が多数。
- 「スター」ブランドで、国内外の映画やドラマ、韓国コンテンツも楽しめる。
- デメリット (Cons) △
- 無料トライアルがない。
- 作品ラインナップが特定のブランドに集中しているため、好みが合わないと見たいものが少なく感じる可能性。
- こんな人におすすめ!
- ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ作品のファン。
- 家族や子供と一緒に安心して楽しめるコンテンツを探している人。
6. DMM TV – アニメファンのための最終兵器
月額550円でアニメを中心に19万本以上が見放題という、驚異のコストパフォーマンスを誇る新進気鋭のサービス。
- 料金プラン (550円)
- DMMプレミアム会員の特典として利用可能。初回登録で最大3ヶ月間、毎月550ポイントが付与される。
- メリット (Pros) 〇
- 新作アニメのカバー率が非常に高く、ほぼ全ての新作が見られる。
- アニメだけでなく、2.5次元舞台、特撮、オリジナルバラエティも充実。
- 月額550円という圧倒的な安さ。
- デメリット (Cons) △
- アニメ以外のジャンル(特に洋画や海外ドラマ)は他のVODに比べて弱い。
- こんな人におすすめ!
- とにかくアニメが好きな人、毎シーズンの新作を追いかけたい人。
- 声優や2.5次元舞台のファン。
- 安さを重視しつつ、特定ジャンルを深く楽しみたい人。
7. Abemaプレミアム – “今”が面白いオリジナル番組
サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で展開するインターネットテレビ局「ABEMA」の有料プラン。
- 料金プラン (960円)
- メリット (Pros) 〇
- 『オオカミには騙されない』シリーズなど、Z世代に絶大な人気を誇るオリジナル恋愛番組。
- ニュース、将棋、麻雀、格闘技など、専門チャンネルのアーカイブや限定コンテンツが視聴可能。
- 放送中の番組を最初から見られる「追っかけ再生」機能が便利。
- デメリット (Cons) △
- 映画や海外ドラマのラインナップは他のVOD専門サービスに比べると少ない。
- こんな人におすすめ!
- オリジナル恋愛番組やバラエティが好きな人。
- リアルタイム性の高いコンテンツや、特定の趣味の専門チャンネルを楽しみたい人。
【項目別】人気VODサービス7社 徹底比較表
各サービスの詳細を、より細かい項目で比較しました。支払い方法やファミリー機能など、あなたの使い方に合うかをチェックしてみてください。
比較項目 | Netflix | U-NEXT | Hulu | Amazonプライムビデオ | Disney+ | DMM TV | Abemaプレミアム |
月額料金(税込) | 790円〜 | 2,189円 | 1,026円 | 600円 | 990円〜 | 550円 | 960円 |
無料トライアル | なし | 31日間 | なし | 30日間 | なし | 30日間 | 14日間 |
見放題作品数 | 非公開 | ◎ 32万本以上 | ○ 10万本以上 | 非公開 | ○ 2.1万本以上 | ◎ 19万本以上 | 非公開 |
得意ジャンル | オリジナル | オールジャンル | 国内ドラマ | コスパ/バラエティ | ディズニー/マーベル | アニメ/2.5次元 | 恋愛番組/専門CH |
同時視聴台数 | 2〜4台 | 4台 | 4台 | 3台 | 2〜4台 | 4台 | 2台 |
ファミリー機能 | ◎ (プロフィール最大5つ) | ◎ (ペアレンタルコントロール有) | ◎ (プロフィール最大6つ) | ◎ (プロフィール最大6つ) | ◎ (プロフィール最大7つ) | 〇 (プロフィール4つ) | △ (機能なし) |
最高画質 | 4K | 4K | 4K | 4K | 4K | 4K | フルHD |
支払い方法 | クレカ/デビット/キャリア決済/ギフトカード | クレカ/キャリア決済/楽天ペイ/ギフトコード | クレカ/キャリア決済/PayPay/LINE Pay等 | クレカ/キャリア決済/あと払い(ペイディ)/ギフト券 | クレカ/PayPal/ドコモ払い/ギフトカード | クレカ/DMMポイント/キャリア決済 | クレカ/キャリア決済/Google Play/App Store |
(注) 上記の情報は2025年8月時点のものです。最新の料金やサービス内容は各公式サイトをご確認ください。
VOD選びのよくある質問(FAQ)
Q. 複数のVODを契約するのはアリ?
A. アリです。 実際、複数のサービスを契約しているユーザーは非常に多いです。「Netflixでオリジナル作品を追いかけつつ、DMM TVでアニメを網羅する」「家族のためにDisney+を契約し、自分はU-NEXTで最新映画を楽しむ」など、それぞれの強みを活かして組み合わせることで、エンタメライフは格段に豊かになります。
Q. ダウンロードした作品はいつまで見れる?
A. サービスや作品によりますが、制限があるのが一般的です。 多くの場合は「ダウンロード後30日間、再生開始後48時間」といった期限が設けられています。また、VODサービスを解約すると、ダウンロード済みの作品も視聴できなくなります。
Q. 最新映画がすぐに見たい場合はどうすればいい?
A. U-NEXTがおすすめです。 毎月付与される1,200ポイントを利用して、劇場公開から間もない最新作をレンタル(PPV: ペイ・パー・ビュー)できます。他のサービスでもレンタルは可能ですが、ポイントがもらえるU-NEXTはお得度が高いと言えるでしょう。
まとめ:最高のVODは、あなたの「見たい」が教えてくれる
数々のVODサービスをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、後悔しないVOD選びのための最終チェックリストです。
- 【最優先】見たい作品・ジャンルは何か?→ 答えが「マーベル」ならDisney+、「新作アニメ」ならDMM TV、と選択肢は自然に絞られます。
- 【予算】月にいくらまで出せるか?→ コスパ重視ならAmazonプライムビデオ。ポイント活用でお得に楽しみたいならU-NEXT。
- 【使い方】誰と、どんなデバイスで見るか?→ 家族で見るなら同時視聴台数やファミリー機能が充実したサービスを。高画質テレビで見るなら4K対応は必須です。
- 【最終確認】無料トライアルで試してみる!→ 百聞は一見に如かず。アプリの使いやすさや実際の品揃えを自分の目で確かめ、納得のいくサービスを選びましょう。ただし、解約忘れにはくれぐれもご注意を!
「完璧なVODサービス」というものは存在しません。しかし、**「あなたにとって最高のVODサービス」**は必ず見つかります。
この記事が、あなたのVOD選びの一助となり、豊かで刺激的なエンタメライフの扉を開くきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。